RIP

旧sanryu_jpサイト記事(2008~2009)です。 ※情報は変更になっていることもあります。

※2017.11月現在、(株)サンリュウは 最新版 PosterPrint V15 (ergosoft社サイトへ)を販売しています。

(株)サンリュウの PosterPrint 詳細説明はこちらにあります。

最高級ソフトリッパーPosterPrint

RIPとは、大型~小型プリンタ用のプリンタドライバです。正式名称ラスターイメージプロセッサー(Raster Image Processor)と言います。フォトショップ、イラストレーター等で作成した、グラフィックデータ(EPS等)を、点(ドット)情報に変換(ラスタライズ)して、プリンタへ送るためのものです。

家庭用の小型プリンタ等はプリンタドライバとしてOS用が付属しています。しかし、大型プリンタの場合は、様々な機能を必要とする為、こういったOSのプリント機能では機能不足では使われません。別売りになっているRIPを使用して、印刷長さ、発色、速度など、OSのプリンタドライバでは処理不可能な処理を行ったり、低速になってしまう処理を高速に行います。その為、こういったRIPはプリンタを直接制御するものが主流です。

オペレーティングシステム(OS)のプリンタドライバとの大きな違いは、直接制御の為、印刷長さの制限が基本的には無い※1ことです。(通常のプリンタードライバーはOSの管理下で動くので、例えば最大で2.5m までしか印刷できない等の長さ制限があります) 大型の印刷物の印刷にはRIPの使用が必須と言えます。

※1制限例

HDD容量やOSの扱えるファイルサイズ制限でエラーになることがあります。例えば、100MBのEPSファイルを10mx10mでタイル分割出力しようとし、処理中に印刷データファイルがHDDの空き容量を使い尽くして、エラーになることがあります。この場合は空きHDD容量を増やす、画像容量を落とす、などの対処をします。

次に、各種印刷メディアに対する豊富な色あわせ機能があります。色彩計を使用することで印刷メディアごとに色合わせ用の設定ファイルを作成できます。プリンタプロファイルは、オプションのColorGPSを使う事で作成できます。この機能により、プリンタメーカーが用意する純正のインクと純正メディア以外の組み合わせでも、適切な発色が得られ、出力のたびに画像を補正する作業から解放されます。サードパーティーのインクや印刷メディアを使おうとするには、必ず必要な機能と言えます。

PosterPrintは、こういった様々な機能を持ち合わせた最高級ソフトリッパーです。その性能は国内外で高い評価を受けており、他のリップでは生産が難しい生産条件でも、PosterPrintを使う事で生産可能になるなど、貴社の生産性、競争力を必ず高めるRipと言えます。

ラインナップ

PosterPrint2008 新発売開始中

生産管理の機能改良を大幅に行った新バージョン。

 

PosterPrint Ver.12 好評発売中

Ver.10から使用しているグラフィックエンジンを更に改良し、最新のグラフィックソフトに対応を行ってあります。従来待ち時間が発生していたラスタライズ処理をスプール処理する事で、作業性を向上しました。

 

製品概要(内容が予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください)

TexPrint / PosterPrintの開発元のErgoSoftは、新バージョンを開発するに対し、生産現場の要望を多く取り入れました。特に多かった要望。生産管理について大幅な開発と改良を行いました。特にJobCenterを中心とした生産管理システムは、生産数や生産コストなどの管理が可能になると期待できます。

マルチコアCPUサポート

デュアルコアCPUでリッピング時間を最大30%高速化しました。

ポストスクリプトのカラーマッチング機能拡張

ラスタ画像、ベクター画像、テキスト、それぞれ別にプロファイルを適用可能になりました。

生産管理を徹底化したJobCenter

PosterPrint2008.JobCenter総合管理画面

PosterPrint2008.Job Ticket表示画面

旧JobQueueViewerと呼んだ機能は大幅に拡張されました。管理しているジョブとアクティブなツールの全体像を表示し、各ジョブ(終了したものや、アーカイブしたものも含む)、RIPSrever、PrintClient、CutClientをフルコントロール可能。Printer Id, RIP Machine, Job Archive, Contour Cut, Print, RIP, Suspended などのセクションがあり、現在処理中のジョブ状態が非常に見やすくなりました。表示されている多くの情報をフルコントロールできます。

オプション機能で、ジョブのコスト表示も加わりました。時間給、メディア、インクの価格をJobComposerのprint environmentで設定すれば、1つジョブの目安の価格も表示します。そのデータをExcelなどへ出力可能です。

Job Ticket機能 JobCenterの詳細情報を、インターネットエクスプローラー等のWEBブラウザで表示する機能です。(サンプルJobTicket)

複数の機能やダイアログが追加され強化されたJobComposerレイアウト画面

PosterPrint2008.JobComposerレイアウト画面

オペレーションの大半を行うJobComposerも様々な機能が追加されました。特にカラーマッチング機能に関して、さらなる改良が行われ。レイアウトウィンドウ上でカラー調整結果が表示できます。その他追加された機能に関しては、主な特徴を参照してください。

大幅な機能強化が行われたPrintClient(旧PrintQueue)

PosterPrint2008.PrintClientコントロール画面

PosterPrint2008.PrintClientジョブ管理画面

PrintClientからパラメーター変更。再リッピングなしで印刷パラメーターの直接変更が可能になりました。パス数、単方向、双方向、ヒーター等の設定を変更可能です(※プリンタドライバによって変更可能な設定は異なります)。

Job Send Control。現在プリンタに設置されているメディアのサイズ等と”合わないジョブ”の実行をさせない保護機能が追加されました。使用中のメディアサイズを定義し、ルールに合致するジョブのみ実行されます。

JOBの情報プロパティが高度化。ジョブ進行に関する多くの情報を提供します。進行状況を%で表示、経過時間、推定終了時間、印刷済み枚数、メディアの既使用量、メディアの必要量、現在の印刷速度平方m/h 等を表示します(※プリンタドライバによって異なります)。

最適化されたユーザーインターフェース。わかりやすく情報を表示します。さらに、独立したPrintQueueウインドウを起動して、PrintClient上のすべてのジョブを表示させることも可能です。この独立したPrintQueueウインドウはJobCenterに似た機能を持っています。

Printer Status Display。PrintClient上で、設置状態の印刷メディアやインク残量等のプリンターステータスを表示する機能です。この機能に対応したプリンタ(Mimaki, Roland, HP, Seiko, Canon)で使用可能です。

新しいCutClient機能(オプション機能)

カットクライアントは、プリントクライアントに似た機能です。印刷ジョブを管理する代わりにカットジョブを管理します。PrintQueueに似たCutQueueという機能があり、カット関連のすべてのジョブを表示します。

Cut Environment。Print Environmentに似た新機能です。この機能により、プリンタを使い分けられるのと同じように、多種のカッターや異なる設定を使えるようになりました。

 

PosterPrint2008.主な特徴

Ver.12までの機能に加え、更に次の機能が追加、強化されました。(※現在開発中のため、内容が予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください)

Job Display

ジョブ表示に改善が行われました。以前よりはるかに詳細な情報を表示するようになりました。カラープロファイル、カラーリプレイスメント、カラーコレクションの設定が反映表示されるようになりました。

製造コスト予測機能(オプション機能)

製造コストを知る為のツールです。ジョブに関する製造コストを表示できます。製造コストは、使用されている画像のスナップショットを元に算出されます。計算結果をtxt形式のファイルで出力して利用する事で、より正確な見積もり作成が可能になります。

Image Group

イメージグループ機能は、複雑のジョブ作成を簡単にするための機能です。グループすることで、複数画像の、移動、ミラー、回転、コピーが簡単になります。DTPソフトでよくある機能と同じ物です。

Image Format

このImage Formatは重要なオプションです。この機能で画像用のスタンダードなインポートフォーマットを規定します。これは一定のフォーマットで印刷する際に、画像サイズの指定や、クロップを行うような場合の労力を省く便利な補助機能です。例えば、100枚の画像を同一フォーマットで印刷したい時などに、この機能を使うと楽に印刷できます。

Management of Snapshots

スナップショット処理を改良して、RIPの速度低下が起きるのを防ぎます。PosterPrint2008では、速度低下を防ぐ為、各種制限をかけるためのコントロールダイアログを追加して、HDDを効率的に使えるようになりました。

Overlay

オーバーレイモードは、画像と画像をマウスドラッグで重ね合わせる事ができます。2つの重なり合った画像は、「オーバーレイモード」や「透明モード」で合成されます。画像をいくつでも重ね合わせて合成可能です。後から、アンドゥーとオーバーレイ調整もできます。

Print Marks

一つのジョブ内で、画像毎に異なる形状のトンボや説明文を付ける事が可能になりました。プリントマークの機能を高めるために設定可能な項目も増えています。

Zoom Feature

タイリング機能とクロップ機能の精密度を増すために、それぞれにズーム機能が追加されました。画像を拡大しながら使用可能です。

Usage of Spot Colors

スポットカラーがカラーリプレイスメントにも使用可能になりました。何らかの理由で、使用されているスポットカラーが測定できない場合でも、代替として、黒チャンネルの濃度やデフォルト設定値を使う機能を追加しました。

Replace Colors

リプレースカラーダイアログの機能が改良されました。リプレース可能な色の数が増えました。今回より、カラーリプレースウインドウのリスト上にない色も変更可能になりました。

Density Re-Linearisation

濃度リニアライゼーションツールは常に色合いをマッチさせるための機能です。再度のリニアライゼーション調整を、簡単に、より使っていただくために、対話型のウィザードツールが追加されました。

Color Engine

ICC 4プロファイルをサポート。デバイスリンクファイルをサポート。新型のレンダリングインテント:黒ポイント補正式(BPC)相対的色調整を追加しました。

CxFサポート

デジタルカラーコミュニケーション用のカラーエクスチェインジフォーマットをサポートしました。これにより、スペクトルデータを含めて、測定データを他のアプリケーションソフトとやり取り可能になりました。

Picture Package

1つの画像を、必ずいくつかの異なるサイズで印刷するための新機能です。例えば、結婚の記念写真などのように、必ず大中小と3つのサイズで印刷する業務に向く機能です。この新機能により、画像サイズや配置位置を含めてパッケージになったテンプレートが作成可能です。

スクリーン印刷用の機能を拡張

モアレフリースクリーニングをより考慮して機能が拡張されました。

Measuring Function

Measuring Functionが変更されました。各ページをスキャン後に、現在のステージを保存可能になりました。同じページを1回だけではなく複数回スキャンし、平均値を取れるようになりました。これにより、読み取り誤差による問題を減らすことができます。複数回スキャンした場合は、比較のために全測定値を表示することが可能です。

Cut機能(オプション機能)

クロップやタイルされた画像もカット可能になりました。Image Bounging box(複数の画像をいろいろ入れた物)もカット可能です。PDFファイルもカット可能です。スポットカラーをカットパスに設定可能になりました。

新規カッターへの対応

Graphtex FC5000(Multimarks and Repeat 複数マークと繰り返し機能にも対応)
Summa OPOS XY と OPOS Barcode
OPTIScout

アップデートマネージャー

V12から2008へアップデートするお客様のために、印刷環境や、カラープロファイル等の重要なデータを自動的にコピーするアップデートマネージャーを用意しました。

ColorGPS用の追加ドングル

ColorGPSのオプションライセンスを追加ドングルの方に設定することが可能になりました。複数のRIPを所持するお客は、メインのドングルを入れ替えることなくColorGPSの追加ドングルだけを差し替えれば、差し替えた側のRIPでColorGPSが使用可能になりました。

 

ラインナップ

PosterPrintは、使用する印刷幅での制約でPosterPrint2008 Full 19Limiti版、32Limiti版ライセンス。使用するプリンタでの制約でPosterPrint2008 Full PL1~PL5までのライセンスがあります。

PosterPrint2008 Full PL1

従来のPosterPrintライセンスになります。一般的なワイドプリンターであるプリンタレベル1のプリンタで使用するバージョンです※1。PCにインストールして、PosterPrintとPrintClientがそれぞれ1つ起動できます。

PosterPrint2008 Full PL2

ミマキJV-5などのプリンタレベル2のプリンタで使用するバージョンです。PCにインストールして、PosterPrintとPrintClientがそれぞれ1つ起動できます。

PosterPrint2008 Full PL3

プリンタレベル3のプリンタで使用するバージョンです。PCにインストールして、PosterPrintとPrintClientがそれぞれ1つ起動できます。

PosterPrint2008 Full PL4

プリンタレベル4のプリンタで使用するバージョンです。PCにインストールして、PosterPrintとPrintClientがそれぞれ1つ起動できます。

PosterPrint2008 Full PL5

プリンタレベル5のプリンタで使用するバージョンです。PCにインストールして、PosterPrintとPrintClientがそれぞれ1つ起動できます。

PosterPrint2008 Full 32″Limit

従来のPosterPrint32インチ幅限定版のライセンスになります。PosterPrintフルバージョンの機能はそのままで、印刷できる用紙幅の制限のみ加えられたバージョンです。印刷可能の用紙幅は81.28cm以下(EPSON PX7000系統が該当します)となります。

PosterPrint2008 Full 19″Limit

従来のPosterPrint19インチ幅限定版のライセンスになります。PosterPrintフルバージョンの機能はそのままで、印刷できる用紙幅の制限のみ加えられたバージョンです。印刷可能の用紙幅は48.26cm以下(EPSON PX6000系統が該当します)となります。

※1対応プリンタ制限について

PosterPrintは、プリンタの種類でPrinterLevelが設定があります。一部の特殊プリンタはPrinterLevelアップグレードが必要になります。

仕様

対応ファイル

Postscript Level II/III, EPS, TIFF, BMP, JPG
(日本語フォント非対応、EPS,AIファイル等は全ての機能に対応していません※1)

対応色空間

CMYK, RGB, LAB

対応色数

4色印刷(CMYKと任意のライトインクを含む)
4色印刷+特色(CMYK と任意のインク)
PrinterProfile使用時※2
6色(最大12色)印刷 (4色+オレンジ、グリーン、レッド、ブルー、ゴールデンイエロー等)
6色(最大12色)印刷+特色

ハーフトーンディザリング種類

Smart Diffusion
Smooth Diffusion
Stochastic (3種類)
AutoType
Regular Diffusion (3種類)
Regular Dot
Regular Line
Regular Bayer

画像調整機能

画像サイズ変更(比率固定、変倍率)
回転(90°, 180°, or 270° )
色調調整(明るさ、コントラスト、カラーバランス、トーンカーブ)
タイル分割機能(縦横分割数任意、オーバーラップ設定可能)
トリミング機能
画像のミラー設定
色置き換え機能

動作環境(最低動作スペック)

CPU : Pentium IV, 2 GHz
Memory : 512 MB
Hard disk : 40 GB free disk space
表示装置 : 解像度 1280×1024以上
OS : Windows 2000sp4, Windows XPsp1以上、WindowsVista(Home Premium、Business以上)
USBポート : 1

RIPオプション

カット機能、Hot Folder、ColorGPS、Multi Print Queue、Eye-One

対応プリンタ

プリンタリスト

※1.aiファイルの対応について

イラストレーターの保存ファイル形式である「.ai」ファイルは、aiファイルのセーブオプションで「PDF互換ファイル作成」を行った場合のみ読み込めます。またその場合、同じグラフィック内容でも、EPSセーブした物とは違う色で出力される場合があります。上記以外にも問題がある為、aiファイルの出力エラーの問い合わせはサポートしていません。

※2.PrinterProfileの付属について

PrinterProfileは出力機器個別に作成する物で、RIPソフトに標準添付しておりません。必要な場合は、オプションの色合わせサービスをご利用ください。

FAQ

価格は?

sanryu.com を参照ください。

アプリケーションは日本語版ですか?

アプリケーションは英語版となります。マニュアルは日本語の物を準備中です。

マッキントッシュ(Intel Mac)で動きますか?

対応していません。

対応プリンタは?

PosterPrint2008プリンタリストを参照してください

アップグレードは?

PosterPrint2008アップグレードに関する重要なお知らせを参照してください

 

 

 

PosterPrint Ver.12

製品概要

高品質な出力を得るのに最適なソフトウェア

PosterPrint Ver12.レイアウト画面

大型プリンタを使うユーザーの大半は、メーカー純正RIPを使用しています。しかし純正RIPは対応するインク、メディアなどが、純正という限定条件下でのみのサポートに終始します。結果、メーカー純正の組み合わせ以外の出力時に、様々なトラブルや限界、妥協に悩まされています。

そして、他社より秀でる高い品質、様々なメディアなどに対応していくには、純正RIPではなく、RIP専門に開発するサードパーティー製の高性能RIPが必要ということにも、ユーザーは気づいているはずです。

PosterPrintを利用すれば、こういった様々な問題点を解決でき、今まで出来ないと思っていた出力、品質を得る事が出来ます。その性能は国内外で高い評価を受けており、他のRIPでは生産が難しかった生産条件でも、PosterPrintを使う事で生産可能になるなど、他社と同じ事をしたくない貴社の競争力を協力にサポートします。

PosterPrintを利用すれば、以下の事項が可能となります。

CMYKLcLmを使う4色プリンタを、CMYK+オレンジ+グリーンの6色プリンタや、CMYK+特色2色のプリンタなど、メーカーが指定したインク組み合わせとは全く別の、インク組み合わせで使う事ができます。またその逆で、6色プリンタを4色プリンタにする事もできます。

各色のインク出力量を自由にコントロールする事ができます。滲みやすいメディアでは、出力可能な限界ギリギリまでの設定をする事で、印刷可能にする事ができます。

プリンタが持つ固有機能の個別に設定する事が出来ます。通常設定できない設定での印刷する事ができます。

出力処理したデータを貯める事ができます。繰り返し出力時にCPU処理を伴う出力処理を行わないので、素早い印刷開始が可能になります。

多プリンタ環境でメインリップ(PosterPrint)とサブリップ(PrintQueue)を使用した、ネットワークを構成する事ができます。

高性能なカラーマッチング機能を利用する事ができます。色彩計を利用する事で、煩わしい色合わせの苦労を減らす事が可能です。

様々なデザリング処理を選ぶ事ができます。デザリング選べる事でグラデーション処理など、デザリングに起因する品質問題を回避できます。

ライト系インクとノーマルインクの使用比率を変える事ができます。ライト系インクを多く使って明るい色の品質を求めたり、少なく使う事でインクコストの追求を行う事ができます。

TIFF書き出し機能。配置した画像をTIFFデータとして書き出す事が可能です。

EPSラスタライズ品質調整機能。巨大な画像出力時にラスタライズ品質を調整する事で処理時間の短縮や出力自体が可能になります。

 

Ver12.主な特徴

出力濃度調整機能

メディア毎に正しい濃度で出力する為の設定ファイル(濃度ファイル)を作成する事ができます。濃度ファイル作成は画面指示に従って、色彩計※1で計測する事で簡単に作成できます。メディア毎に作った濃度設定を利用する事で煩わしい画像調整から解放されます。

操作画面とラスタライズ処理の分離

PosterPrintの機能を3つに分割しました。レイアウト等を行うPosterPrint(Job-Composer)、印刷データのラスタライズ処理を行うRIP-Server、印刷したJobデータの総合管理を行うJobQueue-Viewerです。ラスタライズ処理をRIP-Serverで行う事で、バックグラウンド実行できるようになりました。この改良で、印刷命令後すぐにレイアウトウィンドウで作業が行えます。従来にあったラスタライズとJOBデータ転送処理待ち時間が、バックグラウンド処理になることで、さらにPosterPrintを効率的に使うことが可能になりました。印刷を行ったデータはJobQueue-Viewerで管理することで、 後日のデータ再使用が便利になりました。

グローバルカラーリプレイスメント機能

Version 12は自動的に画像の全体的な色変換が可能になりました。K100の箇所を自動的にC66+M66+Y66+K100等任意の設定にすることが出来ます。

ユーザー権限の設定機能

管理者パスワードの設定により、管理者モードと一般ユーザーモードでの運用が可能になりました。設定を変更できるユーザーと出来ないユーザーに分けることにより間違った設定変更を防ぎます。

新しいDiffusionの追加

新たにSmooth diffusionとStochastic3が追加されました。Smooth diffusionは、特に非常に薄いトーンに有効で低解像度での印刷時に効果を発揮します。Stochastic3は従来の特長を維持してさらに中間域を改良しました。この2つはラスター設定にノイズを加える機能があり、機械寿命間近のプリンタ印刷クォリティを改善するのに役立ちます。

メディアサイズコントロールとボーダーレス印刷機能

RIPの用紙設定と、印刷機の用紙設定と、2種類の用紙設定を使える様になりました。印刷機にセットされている用紙サイズに制約されずに、レイアウトボードを作成することができます。

カラーリプレイスメントのマニュアル設定

従来のKeycolor機能がさらに使いやすくなりました。リプレイス用のカラーファイルを作成せずにダイレクトにCMYK値指定できるようになりました。従来と同じカラーファイルによる置き換えも可能です。

アドバンストPrint Environment設定

1つのファイルにdensityやPrinterProfileを含めたprint environment設定として保存できるようになりました。この1つのファイルをコピーするだけで 他のPosterPrintで使用可能になります。バックアップや多ライセンス使用時に誤った設定が選ばれるリスクが減ります。

カラーダイアログ測定

色彩計※1による色測定がさらに使いやすく便利になりました。Delta E値だけでなくdensityも測定可能になりPaperWhiteも測定可能です。

※1対応色彩計について

RIP商品に色彩計は付属していません。機能を利用するには別途購入が必要になります。

ラインナップ

PosterPrintフルバージョン

一般的なワイドプリンターである印刷幅1800mm以下のプリンタで使用するバージョンです※1。PCにインストールして、PosterPrintとPrintQueueがそれぞれ1つ起動できます。

PosterPrint 32インチ幅限定

PosterPrintフルバージョンの機能はそのままで、印刷できる用紙幅の制限のみ加えられたバージョンです。印刷可能の用紙幅は81.28cm以下(EPSON PX7000系統が該当します)となります。

PosterPrint 19インチ幅限定

PosterPrintフルバージョンの機能はそのままで、印刷できる用紙幅の制限のみ加えられたバージョンです。印刷可能の用紙幅は48.26cm以下(EPSON PX6000系統が該当します)となります。

※1対応プリンタ制限について

PosterPrintは、プリンタの種類でPrinterLevelが設定があります。一部の特殊プリンタはPrinterLevelアップグレードが必要になります。

仕様

対応ファイル

Postscript Level II/III, EPS, TIFF, BMP, JPG
(日本語フォント非対応、EPS,AIファイル等は全ての機能に対応していません※1)

対応色空間

CMYK, RGB, LAB

対応色数

4色印刷(CMYKと任意のライトインクを含む)
4色印刷+特色(CMYK と任意のインク)
PrinterProfile使用時※2
6色(最大12色)印刷 (4色+オレンジ、グリーン、レッド、ブルー、ゴールデンイエロー等)
6色(最大12色)印刷+特色

ハーフトーンディザリング種類

Smart Diffusion
Smooth Diffusion
Stochastic (3種類)
AutoType
Regular Diffusion (3種類)
Regular Dot
Regular Line
Regular Bayer

画像調整機能

画像サイズ変更(比率固定、変倍率)
回転(90°, 180°, or 270° )
色調調整(明るさ、コントラスト、カラーバランス、トーンカーブ)
タイル分割機能(縦横分割数任意、オーバーラップ設定可能)
トリミング機能
画像のミラー設定
色置き換え機能

動作環境(最低動作スペック )

CPU : Pentium IV, 2 GHz
Memory : 512 MB
Hard disk : 40 GB free disk space
OS : Windows 2000sp4, Windows XPsp1以上

RIPオプション

カット機能、Hot Folder、ColorGPS、Multi Print Queue、Eye-One

対応プリンタ

プリンタリスト

※1.aiファイルの対応について

イラストレーターの保存ファイル形式である「.ai」ファイルは、aiファイルのセーブオプションで「PDF互換ファイル作成」を行った場合のみ読み込めます。またその場合、同じグラフィック内容でも、EPSセーブした物とは違う色で出力される場合があります。上記以外にも問題がある為、aiファイルの出力エラーの問い合わせはサポートしていません。

※2.PrinterProfileの付属について

PrinterProfileは出力機器個別に作成する物で、RIPソフトに標準添付しておりません。必要な場合オプションの色合わせサービスをご利用ください。

FAQ

価格は?

sanryu.com を参照ください。

マッキントッシュ(Intel Mac)で動きますか?

対応していません。

対応プリンタは?

プリンタリストを参照してください

 

リップの機能を最大限に活用するオプション

弊社ではリップ機能を最大限に利用できるように、周辺技術サービスも行っております。特に最もご相談が多い、色合わせに関するサポートを行う為に、貴社に出向して色合わせ作業を行うプリンタプロファイル出向作成サービスを行っております。その他、総合的なリップに関する講習などが必要の場合、RIP出向操作指導サービスも行っております。

その他、リップの機能を生かす周辺機器の販売も行っております。

主なオプション

プロファイル出向作成サービス

貴社に出向して、貴社の設備、生産条件を元にTexPrint / PosterPrintのRIP設定作業を行います。昇華印刷、溶剤印刷、水性顔料、レジンインク印刷などの色合わせに最適です。

プロファイル郵送作成サービス

貴社に出向せずに貴社の設備、生産条件を元にTexPrint / PosterPrintのRIPの設定作業を行います。反応染料、酸性染料等、蒸し加工等の色合わせに最適です。

RIP出向操作指導サービス

貴社に出向して、パソコンへのRIPソフトインストールやソフト設定作業を行います。

色彩計

色を計測する為の機器です。

Color GPS

プリンタプロファイルを作成するリップオプションです。

 

最高の発色を得る方法。色合わせサービス

クライアントの画像を、最高の発色で印刷するには何が必要ですか? 素材ですか? インクですか? RIPですか? プリンタですか? 優れたオペレーターですか?

答えは、全てです。

しかし、お金を出して素材や機械を揃えても、揃えた資機材の性能全てを引き出して印刷している所はほんの一握りしかありません。なぜ、できる所と、できない所があるのでしょうか?

答えは、技術力とノウハウを持つ、サポートがあるかどうかです。

生産現場では、お客様の状況や方針に基づいて多様な条件で生産が行われています。現場で求める最適な条件は、一社たりとも同じではありません。各社が求める生産条件にメーカーが用意する一つの標準設定が対応できるわけがないのです。この標準設定で妥協して印刷するか、自社の生産設定で妥協無く印刷するか、この品質への追求の違いが差となって表れるのです。

しかし、RIPの印刷設定作業は簡単ではありません。生産に追われる現場に、RIP設定のノウホウを蓄積する余裕はなかなかないのではないでしょうか。ノウハウが無ければ、貴社独自の設定を作ったとしても、専門の技術者が作った標準設定に勝つ事は難しいと言えます。

弊社では、品質を追求するお客様の為に、弊社の専門技術者が貴社の現場で設定を作業を行う、色合わせサービスをご用意しています。貴社に出向して、貴社の設備、生産条件を元にRIP設定作業を行いことで、貴社が求めるRIP設定を行います。

これにより、初期導入時のノウハウ蓄積の時間、苦労が短縮するではなく、初めから高品質な生産が可能になります。

こうして作られた設定は、印刷品質もさることながら、生産力、競争力の面でも大きなアドバンテージとなります。色が合わずに毎回苦労する色合わせが無くなるとは言えませんが、その苦労は確実に減る事が期待できます。正しい設定で出力するから、写真原稿の再現性も当然高くなります。優れた品質での印刷物は品質を求める良質な固定客が得られ、貴社の長期的な成長に寄与すると期待できます。

色合わせサービス

プロファイル出向作成サービス

貴社に出向して、貴社の設備、生産条件を元にTexPrint / PosterPrintのRIP設定作業を行います。この利点は、実際に印刷する生産設備で補正データ作成作業を行う事で、貴社の生産条件に基づく色設定を行い、環境による発色誤差を最小限に押さえると言う事です。結果、より正確な発色が得られます。プリンタプロファイル作成も行うので、RIPが持つカラーマッチング機能を最大限発揮できます。RIPと本サービス同時御注文の場合、PCへのRIPインストール作業も行います。

プロファイル郵送作成サービス

貴社に出向せずに貴社の設備、生産条件を元にTexPrint / PosterPrintのRIPの設定作業を行います。作成したカラーチャートを送り返していただく事で、補正データ入力作業とプリンタプロファイル作成を行います。RIPが持つカラーマッチング機能を最大限発揮できます。完成までは2週間程度の時間と、3、4回程度の郵送作業※1が必要です。反応染料や酸性染料インクなど、蒸し加工が時間が必要な印刷物の色合わせ等に最適です。

※1郵送する物

出力して頂いた印刷物等

出向技術指導サービス

RIP出向操作指導サービス

パソコンへのRIPソフトインストールやソフト設定作業。RIPに関する相談、説明など。貴社での作業をご希望の場合、ご利用ください(注意:プロファイル作成は行いません)。

 

正確に色を計る色彩計とリップ

 

お勧めの色彩計i1(eye-one)

RIPのカラーマッチング機能を利用するのに、別途必要な機器として色彩計があります。

色彩計は大ざっばに言うと、物体から反射された光を、内蔵された複数のセンサを使って、波長ごとに細かく分光して、各波長ごとの反射率(光の量)を測定し、グラフ化することで色調べる機器です。

この機器を利用して、印刷される発色をRIPに入力する事で、正しい発色をRIP伝える事ができ、値から必要な補正を行う事ができます。

色彩計を使うとRIPでできる事

Measure color sample(色計測)

通常、色彩計を使うには、色彩計とは別売りの計測ソフトも必要です。しかし、TexPrint / PosterPrintは、色彩計の計測ソフトと同等の機能を最初から内蔵しています。この機能を使うと、計測したカラーパッチのRGB, CMYK, Lab, XYZ, Density値が計測できます。色の差を計測するDelta E値も計測する事ができるので、目ではない、数値値による厳密な色合わせも可能になります。

リップのカラーマッチング機能がセットアップされていれば、カラーパッチを読み込むだけで、貴社の印刷機で最も再現が高いCMYK値を調べる事もできます。読み込んだカラーパッチをライブラリーとして持つ事も可能です。

計測値をExcelに自動的に送る機能も備わっています。大量のパッチをどんどん計測して、後でExcelで一括編集することも簡単です。

Density Linearization(濃度ファイル作成)

素材毎、解像度毎、インク毎に違う、発色とインク量の関係を、計測パッチを読み込むだけで、正しい値に補正します。

この機能は手動で数値入力する事も可能ですが、本来の性能を生かすには色彩計は欠かせません。

色彩計でカラーチャートを読み込む事で、微少な差も正確に入力でき、正しい発色になる出力設定「濃度ファイル」を作成します。

この結果、濃度の増減を正確に表現でき、クライアントが持つ色指定の1%のこだわりを再現できます。

Color GPS(プリンタプロファイル作成 ※リップオプション機能)

RIPのカラーマッチング機能を利用するのに、必要なプリンタプロファイルの作成機能です。

プロファイル作成に色彩計は必ず必要です。

Color GPSと色彩計を組み合わせる事で、個々の環境毎に必要なプリンタプロファイルをそれぞれきっちりと作成し、個別に運用する事ができます。

色彩計の購入については、弊社へお問い合わせください。