カテゴリー別アーカイブ: CeramicToner

セラミックトナー使用マグカップ

セラミックトナーを使用した、オリジナルマグカップのサンプル写真です。取っ手の表や裏、マグ本体のカップの底側など、通常のマグカップ転写では難しい位置に印刷可能です。(画像はクリックで拡大されます)

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セラミックトナーを使用したマグカップ

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セラミックトナーでカップの底にも印刷

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セラミックトナーで取っ手の上に印刷

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セラミックトナーで取っ手の根元付近に印刷

セラミックトナーで取っ手の表だけでなく裏側にも印刷

通常のマグカップ転写では難しい位置に、セラミックトナーで

持ち手正面側から(取っ手の後ろ、本体側も連続して普通に印刷されてます)

セラミックトナーでカップの底に、別角度から

取っ手の表側/裏側に印刷

持ち手の表/裏、別角度から

取っ手の表や裏以外を見ても、昇華インクと昇華転写紙を使いマグプレス機やマグカップ転写クランプで転写した場合には、ここまで広い印刷エリアにはならないですね。セラミックトナーの可能性を感じますね。


 

 

建材展展示:無機顔料トナー広幅90cm出力サービス開始!

建築建材展ご来場ありがとうございます。

展示物写真が入ってきました。

建材展2016

耐久消費財への転写印刷
無機顔料トナー
広幅90cm
出力サービス開始!

とありますね。以前の記事、大型レーザープリンタによる、90cm幅のフルカラー出力サービス 関連の情報ですね。

 


 

 

 

新商品 金色デコル

mz Toner Technologies社の新情報ページに金色デコルのことが載っていました→ Gold thread decals 。本当のぴかぴかした金色が出せる、スクリーン印刷で版を作るタイプです。

陶器などに使える、金色デコルを新発売。まずはサイズや形状の異なる糸状デザイン数種類をご用意。

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本当の、ぴかぴかした金色を出すのは難しく、金粉を振り掛ける方法などもありますが、がさがさして艶がなかったりします。ぴかぴかした金色を出すには、金を溶液に溶かして筆塗りするか、スクリーン印刷する方法などがあります。

 

CMYKの混色の金色表現

陶磁器やガラスへのデジタル印刷 (サンリュウの技術解説)より

 

mzToner社はまず、4色で金色を出そうとセラミックトナーを使う方法で試したとのことですが、やはり難しく、スクリーン印刷で試行錯誤し、やっと満足いくぴっかぴかした金色になったということです。

リンク先 を見ると、円や楕円、四角形、太線、細線、2重線などがあるようですね。

ご興味がある方は、(株)サンリュウまでお問い合わせ ください。価格、オリジナルデザインもできるのか、どんなデザインならできるのか、オリジナルの場合発注個数いくつから対応可能なのか等、確認してみます。

 


 

 

90cm幅の大判セラミックトナー出力サービス

(株)サンリュウは、セラミックトナーを使用した大型レーザープリンタによる、90cm幅のフルカラー出力サービスを始めます。

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セラミックトナー大判長尺レーザープリンタ

レーザープリンタのサイズ制限により、今までは最大でA3サイズのものしか出力できませんでした。新型の大型レーザープリンタシステムを構築することで、大判印刷が可能になりました。

ceramiclargetile01大判用レーザープリンタで作成の大型タイル(90cm x 2m等も作成可能)

1m幅のロール紙を使用。最大印刷幅は90cm。最大印刷長さに特に制限無しです。但し、その後の焼成処理に使う焼成炉のサイズなどを考慮する必要があります。最低発注単位は1m長さから。ガラスや陶磁器、琺瑯板(ホーロー看板)などに、従来のセラミックトナーで使えるものは基本的に対応可能です。

Redset

セラミックトナー出力画像は、屋外で超長期耐候性が期待でき、建材として使用可能なほどです。もちろん、10年以上の耐久性を求められる公園や各種屋外施設に設置される陶板の製作も可能になります。詳細はお問い合わせ下さい。


いかり共同作業所のご紹介

株式会社サンリュウの『セラミックトナー転写システム』を導入している社会福祉施設・いかり共同作業所。今回、導入後の様子や作業風景、今後の目標を聞くことができたのでご紹介します。


いかり共同作業所 とは兵庫県神戸市にある、社会福祉法人いかりが運営する障がいを持つ方々のための就労支援作業所です。現在、地域を中心としたお弁当の配食や紙すき製品、※ポーセラーツ(セラミックトナー転写)、その他下請け作業を行って、地域に根差した作業所として活動しています。現在の利用者は37名。それぞれ知的障がいや身体障がい、精神障がいを持っているそうです。

作業現場の雰囲気はよく、セラミックトナー転写は少し難しいところもありますが、職員と利用者が一緒になって頑張っているそうです。奥が深いポーセラーツ。みなさん、楽しみを覚えながら仕事をしているとのこと。
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そんないかり作業所の一押し事業は、ポーセラーツのNigaoシリーズ。

いかりマークやマリン帽、港町神戸をイメージしたモチーフを土台に、顔パーツを印刷した転写紙を利用者たちが思い思いに貼り、カップに顔をつけてキャラクターカップのようなものを作っています。
ikwkp01ワークショップ2その他にも、規制の転写紙で花柄やかわいい動物の絵柄、お菓子の絵柄などで様々なオリジナル食器を作ることができます。

ikwkp01商品例商品例

神戸市内の雑貨屋で、Nigaoシリーズの食器を購入することも可能です。また、定期的にポーセラーツワークショップも開催しているので、興味を持たれた方は問い合わせみてはいかがでしょうか。

詳しくはNigaoホームページへ→ http://www.nigao.info/


当社のセラミックトナーシステムについても聞いてみました。 いかり共同作業所は、既製転写紙を購入していた会社からの紹介がきっかけでセラミックトナーシステムを知ったそうです。カラーで写真などを転写紙に加工できるところに興味を持ち、サンリュウに問い合わせてくれました。他社よりも価格が安く、社員の対応が迅速で安心できたことが、購入の決め手になったと教えていただけました。

システムを導入してからは、2つの点で変化を感じているそうです。
1つめは、モノクロでしか加工できなかった写真などの転写印刷ができるようになったこと。
2つめは、重ね貼りなどの工程が短縮されることで、利用者の皆さんの作業がしやすくなったこと。

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作業性の向上を感じていただけたのは、当社としても大変うれしいことです。

導入前は、フォトショップなどを使用するため、高度な技術が必要かと考えていたそうです。実際には、写真や絵のデータがあればすぐに転写紙にプリントができて、想像よりも簡単だったとおっしゃっていました。

今後は、セラミックトナーで利用者が描いたカラーイラストを使用したマグカップ製品を制作し、販売を考えているそうです。さらに利用者の給料をアップも目標とのこと。そのために、商業施設への営業や新商品作りに励んでいくそうです。

いかり共同作業所のさらなる活躍のため、(株)サンリュウ も協力していきます。

食器等への絵付け作業の下請けをお探しの企業の方、ぜひ、いかり共同作業所へ頼んでみませんか?

→ 株式会社サンリュウ 問い合わせフォームへ

※ ポーセラーツ(日本ヴォーグ社・商標登録)
決められたデザインなどにしばられず、白い陶磁器に好みの色や柄の模様の絵付けを転写紙で行い、オリジナルのテーブルウェアを製作するハンドクラフトのこと。ポーセラーツはポーセリン(磁器)とアート(芸術)を組み合わせた造語で、日本ヴォーグ社が平成10年5月に発表しています。


鉛有セラミックトナー溶出試験合格!

鉛有セラミックトナー、鉛・カドミウム溶出試験に合格!

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サンリュウが販売しているMZ Toner Technologies社のセラミックトナーが、日本国内の食品衛生法に基づく鉛溶出試験(※)に合格しました。これにより、鉛有セラミックトナーで転写した食器の安全性が確認されました。

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※ガラス・陶磁器・ホウロウ引きの器具または容器包装から、鉛及びカドミウムが溶けだしてくる数値が食品衛生法が定める基準を超えていないか、安全性を確認するための試験。

今回、試験を実施したのはオーバーグレーズ(800℃程度で焼成する方法)で製作した3パターンの磁器皿。

①鉛無トナー使用

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②鉛有トナー使用、鉛無しラミネートを画像より大きくつけた場合(オーバーラミ)

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③鉛有トナー使用、鉛無しラミネートを画像ぎりぎりにつけた場合(少し画像がはみ出る)

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※イラストは模式図です。


①、②は鉛・カドミウムを検出せず。
③鉛 0.1μg/cm2 溶出 カドミウム検出せず。(※鉛検出限界値0.1μg/cm2未満 / カドミウム検出限界値0.01μg/cm2未満 の測定環境にて)

という結果でした。①、②、③の結果はいずれも、鉛:8μg/cm2以下、カドミウム:0.7μg/cm2以下 の溶出基準を満たしています (陶磁器製器具及び容器の規格、深さ2.5cm未満又は液体を満たせないもの)。

イングレーズ(1150℃以上で焼成する方法)の場合は、陶器の表面に塗られている釉薬にインクが滲みこむため、溶出検査の必要性がありません。そのため、今回はオーバーグレーズで製作したものだけ検査しました。

イングレーズで転写を行うには、1150℃以上に温度の上がる窯が必要となります。また、通常のセラミックトナーは1150℃以上で焼いてしまうと色が飛んでしまいます。そのため、イングレーズには専用のトナーを使っていただく必要がありました。

それなら、鉛無しのトナーを使えばいいのでは? という方もいると思いますが、鉛有と鉛無では焼成後の発色が違います。

鉛無しトナー

鉛無しトナー使用

鉛有りトナー

鉛有りトナー使用

発色の良さを求め鉛有をご希望の方もいらっしゃいましたが、今まではタイルなど、食品とは無関係の場合のみご紹介していました。

ですが、今回実施した試験によって、鉛無しラミネートとの組み合わせで鉛有セラミックトナーでも食器への転写の安全性が証明され、800℃程度までの窯しかないという方にも、発色の良い鉛有セラミックトナーで食器を製作していただくことが可能となります。

ご興味を持たれた方、ぜひ一度 (株)サンリュウ まで お問い合わせ ください。

無機顔料セラミックトナー印刷システムのご案内はこちら→ http://www.sanryu.com/ceramictoner.html

参考リンク

・食安発第0731001号「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件」(平成20年7月31日)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/dl/080731-1.pdf

・食安基発第0811001号「器具及び容器包装のカドミウム及び鉛に係る規格の改正に関するQ&Aについて」(平成20年8月11日)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/dl/080811-1.pdf