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引っ掻き強度:Decoralデジタル印刷用塗装板

2015/11/16 「耐光性テスト:Decoralデジタル印刷用塗装板」 の続きです。前回は、昇華転写用塗装板で世界的に有名な某メーカーの板材と耐光性比較しましたが、今回は色でなく、強度です。

耐光性テストのため屋外に板を設置した際、一部箇所に粘着テープを付けました。その糊の残りを除去しようと、食器用スポンジで、二種の板を磨いてみました。スポンジの硬い側、研磨剤入ナイロン不織布でしょうか、こちらで擦りました。

添付写真をご覧ください。上がDecoral社/下が某メーカーです。(画像はクリックで拡大されます)

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某メーカーの板材表面のコート層には傷が入っています。一方のDecoral社コート層は、全く傷が発生していません。(※ということなのですが、この写真ではわかりにくいのでさらに拡大写真などを撮りました ↓ )

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某メーカーの板材 右上が擦ったら傷がついた箇所(まだよく見えません)

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蛍光灯を持ってきて徐々に位置を変えて写真を…

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今度はうまく写りました(中央にまだ残っている粘着剤のまわりが傷)

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下側に移動して、もう一枚


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対してDecoral社サンプルはどこも削れていませんでした

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Decoral社のはシボ加工のコーティングです。なお、Decoral社のコーティングはシボ、光沢、マット、蓄光などがあります。

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→シボ加工の方が表面形状的にひっかきは厳しいテストになりますが、全く傷が付きませんでした。Decoral社の塗装板が屋外の建材用途に使われる理由は、耐候性だけではなかったんですね。建材は物理強度も大切ですね。

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記念楯、コースター、壁掛け時計、写真フレームなど、多くの商品が紹介されていますが、採用には使用期間への配慮が要りそうです。コート層に傷が入り削り取られれば、浸みこんだ昇華画像であっても一緒に脱落してしまいます。光沢も無くなります。耐光性、ひっかき強度両方の強さからも、長期使用目的なら、 Decoralデジタル印刷用塗装板を選ぶべきと、改めて感じさせられました。

 

 


 

 

米フロリダで天然の耐候性試験実施

Decoral System社は全ての国際規格を満たすべく、コーティング剤と最終品である昇華転写板の屋外耐候性をチェックするため、亜熱帯性気候である米国フロリダ州で天然の耐候性試験を行っています。

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Decoral社は毎年1500ものサンプルを、マイアミにあるアトラス耐候性試験所に送り、耐候性テストを行います。アトラス耐候性試験所はマイアミでの、天然の耐候性試験ができる機関です。西暦2000年以降、通算で20000以上ものDecoral社製サンプルが、ここフロリダでテストされました。

その公式の耐候性テストは、ISO 2810: 2004 規格に基き行われています。サンプルは、水平レベルから5°の角度で南向きに設置されます。この角度にすることで日射による最も厳しい太陽光の放射を12ヶ月間浴びることになります。

Decoral社は、さらに自社商品の耐候性の限界を探るため、24ヶ月…36ヶ月…60ヶ月と、もっと長い期間についてのチェックも行っています。
備考:実際の建物では通常、アルミにコーティングして作成されている窓、ドア、その他の建築資材は、水平レベルに対して90°の角度で(厳しい5°の角度ではなく)設置されます。また、他のエリアの日差しは亜熱帯性気候であるフロリダよりも通常は弱いと考えられます。Decoral社は、自社商品の耐候性を厳しくテストしています。

以前、マーキングマジック社から屋外での耐候性を保証して販売されていた商品-デジタル昇華転写鋼板がありました。Decoral社のシステムがヨーロッパで保証している5年はそれ以上に長い保証期間になります。

マーキングマジック社の塗装板は現在は入手できないようですが、真空転写装置をお持ちで、同様なデジタル昇華転写鋼板の仕事を再開したい業者様、ぜひ(株)サンリュウまでお問い合わせください。

 

関連情報: Decoral System社カタログ


 

 

耐光性テスト:Decoralデジタル印刷用塗装板

2015/9/30から開始した、耐光性テストの経過をお知らせします。

比較物は、1. イタリアDecoral社のデジタル印刷用塗装板(静電塗装用パウダー塗料使用の塗装板) と、

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2. 昇華転写用塗装板 として世界的に有名な某メーカーの板材 です。この某メーカーの板材は、記念盾、壁掛け時計、写真フレームなど、様々なものが紹介されています。

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比較に使用した画像は、2枚とも某メーカー標準のインクジェット用昇華インク/通常の転写紙を使用し、昇華転写で形成しました。つまり塗装板以外は同一条件で作成されています。
濃度が高いと退色差が出るのに時間がかかるので、結果を早く知るため、画像を薄めの色で作りました。当社の2階手摺に上を向けて貼りました。今日は2015年11月16日ですから、約1.5か月経過です。

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Decoral社のデジタル印刷用塗装板

皆様のディスプレイ上でも、画像の右上にあるグレー色の退色差は確認できると思います。色相が違って来ています。

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某メーカーの昇華転写用塗装板

グレー色を含め、色の多くは、黒色だけでなく、CMYの3色も混ざって作られます。CMYK4色の耐光性は、同じではありません。ですから、早く退色する色から薄くなり、時間経過とともに、色相が変化します。写真のグレー色は、某メーカーの板材のものは、M系の色が飛んでいるようです。

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文字部分もよく見ると某メーカーの方は、ぼやけてきているように見えます。

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一番下の「あ」の拡大図

Decoral社が訴える、塗料の高い耐光性能は、本物のようですね。耐光性テストは、このまま続けてみます。機会を見て、又報告します。

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イタリアDecoral社のデジタル印刷関連情報:

Decoral System社カタログ

昇華転写で屋外5年保証Decoral System輸入総代理


Decoral System社カタログ

Decoral System社は、グループ会社から独立し1973年に設立されました。

(画像はクリックで拡大されます)

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Decoral熱転写システムを開発しパテントを取りました。

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現在Decoral System社は、熱転写200℃で変形しない素材の分野で世界トップレベルの会社になりました。コーティングパウダー、熱転写フィルム、技術ノウハウと機材の製造と販売に特化した企業です。

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創造的な商品を開発する国際企業として何度も表彰していただいております。

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金属への加工(ペン入れへ写真画像転写、小箱/小物入れへ模様転写、タイヤホイールへ模様転写)

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金属への加工(自転車フレームへ模様転写、金属看板へデジタル写真画像転写、金属棚へ写真画像転写、金属看板へイラスト画像転写)

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金属への加工(大型金属ボックスへ木目画像転写、金属時計フレームへ木目画像転写、金属製屋外公園ポールへ木目画像転写、金属製テーブルベンチへ木目画像転写)

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硝子への加工(ガラス花瓶へ模様転写、ガラス瓶へ模様転写、ガラス瓶へ光沢金色転写)

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その他への加工(セラミックへ写真画像転写、MDF成型板(ファイバーボード)へ木目転写、プラスチックへ木目転写)

パウダーコーティング

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1000色以上、耐UV性能、画像保護(ひっかき耐性)、高品質

コーティングパウダーは屋外使用が可能で、各種大型インクジェットプリンタ等で印刷した専用フィルムに対応!

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マット、光沢、ひっかき耐性、金属光沢、湾曲面対応、蓄光タイプ、蛍光タイプ、抗菌タイプ、その他特殊仕様など各種あり

特殊3Dフィルムとその他のフィルム。各種大型インクジェットプリンタ等での印刷に対応!

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熱可塑性フィルム他。平面、複雑な3次曲面などへ。平面用転写紙、3D転写フィルム、高発色で伸縮性の高いフロッキーフィルムあり。

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写真右:金属板フレームへ、熱可塑性のある木目調フィルムを合わせているところ。3D熱転写機で昇華転写することで「木目のある、木材のように見える金属フレーム」となる。

拡大図 (穴開き金属フレームに木目調フィルムを転写したもの)

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同様に、デジタル写真画像を金属フレームに転写、長期耐候性を持たせることが可能。

大判インクジェット機のデジタル印刷でフロッキー/3Dプリント/転写フィルム/転写紙

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木目など1000パターン以上の屋外対応フィルム、特に大量に使用する用途に。

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各種フィルム用の熱転写機(各種サイズあり)

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3Dフィルム昇華転写用の3Dバキューム転写機シリーズ

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2D昇華転写用のMonti転写機シリーズ

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デジタル画像施行例

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自販機への3D施行例

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特殊パウダー:蓄光タイプ

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特殊パウダー:蛍光タイプ

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昇華転写用とその他用途用のシート各種

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各色の屋外用アルミシートと屋内用アルミシート

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関連: (株)サンリュウが、Decoral System社の輸入総代理になりました。

 Decoral System社は米フロリダで天然の耐候性試験実施

 


昇華転写で屋外5年保証Decoral System輸入総代理

(株)サンリュウは、昇華転写デジタル印刷物で、屋外5年保証をしているイタリア・Decoral System社と契約締結を行い、日本市場の輸入総代理店になりました。

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Decoral社の提供する商品は、下記から構成されます。

1)静電塗装用パウダー
2)インクジェット用昇華転写フィルム
3)昇華転写システム
4)昇華転写用金属板
5)建材用印刷済転写フィルム

http://www.decoral-system.com/joomla/index.php

日本では以前、「屋外耐光3年保証」をして塗装スチール板を販売する会社がありました。しかし、実際の印刷物は、数カ月で退色してクレームになったりしていたようです。Decoral社の塗装板は、3年どころか、5年保証されています。

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木目などを印刷した建材は構造物ですから、さらに長い耐光性が望まれます。アルミサッシメーカーが同社技術を導入しているのは、グラビア印刷済み画像を昇華転写させた建材を15年保証しているからです。

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これから当社は、HPや展示会で、関連商品と技術の詳細を紹介して行きます。来年のJapanShop展(2016年3月8日~11日、東京ビッグサイト)にも出展予定です。ご期待ください。

→まずDecoral System社カタログに日本語を付けた資料を作成しました。