使用例:白インクを使用し、デザインをガラス板に焼成
MZ Toner社の新しい白トナーでガラス加飾にさらなる可能性が開きます。モノクロのパターンや絵に。また、フルカラー画像のバックグラウンドに白トナーを使用することで、ガラス面に焼成したカラー画像のコントラストを上げることができます。白インクの使用で、あなたのイマジネーションを解き放ってください!
写真と元記事はMZ Toner社のサイト (英語)より
使用例:白インクを使用し、デザインをガラス板に焼成
MZ Toner社の新しい白トナーでガラス加飾にさらなる可能性が開きます。モノクロのパターンや絵に。また、フルカラー画像のバックグラウンドに白トナーを使用することで、ガラス面に焼成したカラー画像のコントラストを上げることができます。白インクの使用で、あなたのイマジネーションを解き放ってください!
写真と元記事はMZ Toner社のサイト (英語)より
使用例:MZ Toner社の白トナーで、せっ器(ストーンウェア)に焼成したもの。
モダンなリビングスペースを個性的に彩る建材としていかがでしょうか。黒い磁器素材をキャンバスにしたポーセラーツとして、上絵の具でなく白トナー(白セラミックトナー)で好みの柄を焼成するといった使い方もできますね。
写真と元記事はMZ Toner社のサイト (英語)より
使用例:MZ Toner社のセラミックトナーで、ラヴァストーン(溶岩石)に焼成したもの。エレガントな、ハンドメイドのガーデンテーブルになりました。
写真と元記事はMZ Toner社のサイト (英語)より
セラミックトナーでホーローへ印刷したサンプルです。
セラミックトナー印刷システムへのお問い合わせが増えてきました。(→セラミックトナーとガラスインクの解説を見る)
建材、食器、玩具、案内用陶板、メモリアル用品など、用途は様々です。今回は、ご検討範囲の一つ、琺瑯(ホーロー)商品に転写をしてみました。写真は、100円ショップで入手した容器です。内側底中央に画像を付けてみました。
ホーローは、鉄板やアルミなどの表面に無機ガラス質のうわぐすり焼き付けて強く密着させた商品です。耐食性、耐熱性、電気絶縁性、耐薬品性、美観などが与えられ、流し台・浴室製品、洗面化粧台、燃焼・電機加熱製品などに広く使われています。
これらに画像を加えて、商品価値をアップしてみませんか?
その他の画像
このホーローのカップ?を見ていると、なぜかミリタリーグッズみたいにも見えてきます。
飯盒(はんごう)でご飯を食べる時に、いっしょにおかずなどを入れて使いそうに見えるというか。
艦これの提督専用グッズとかガルパンのキャラクター、かわいい戦車や砲弾など…を印刷してみたくなるデザインのホーロー容器だと思いました。
100円均一ショップにはいろいろなものが売ってますね。アイデア次第で様々なオリジナル同人グッズなども作れそうですね。
コピー転写紙でTシャツに転写したサンプルです。レーザープリンタを使います(カラーコピー機でも)。(画像はクリックで拡大されます)
どこもきれいに転写されてます
カラフルな大小の花のマークが…
その他の画像
濃色地Tシャツへのコピー転写が非常に手軽に、しかも綺麗に行える転写紙ですね。カッティングプロッタや他社の類似品転写紙ではここまで細かい転写は難しいと思います。転写には小型熱転写機を使用しています。アイロンでは条件の一定化が難しいので必ず転写機が必要です。 なお、淡い色を含む画像(グラデーション、写真)の転写には白トナープリンタが必要です。
モンティアントニオ社( Monti Antonio S.p.A. )の転写機シリーズ(→ ラインアップはこちら)のうちで、バキューム転写機を使ったパイル付き布のサンプルです。(画像はクリックで拡大されます)
パイル付き布のサンプルを使い、バキューム転写機の特長を説明しています。
昇華転写でガスが発生→真空フラットベッドプレス→真空で引きながら転写
昇華転写紙から出てきたガスが、毛(パイル)の内部まで浸透。しみこんでゆく → ぎゅうっと吸い込まれる → カーペットみたいなふわふわした、ふにゃふにゃの表面、上側だけでなく、内部までひゅーっと、昇華ガスが引っ張り込まれる、といった感じです。 (真空引きではない、通常の昇華転写で普通にやると上は綺麗だが中までは入らない)
ガスが出てきたときに急激にぶわっと引っ張られるので、パイルの下の方まで入り込んで、これだけふさふさした中でも、手でより分けても、毛の下の方の白が見えにくいです。
また、通常のプレス機はべちゃーと圧力を掛けますが、真空転写機は殆ど圧力を掛けません。真空で引っ張るだけ → ガスがひゅっと入る、ある空間、隙間があるだけ。そのため、パイルの毛がぺちゃんこになりません。(通常のプレス機では圧力でパイルの毛がつぶれる)
模式図にすると以下のような感じでしょうか。
上が転写紙、下がふわふわしたパイル
通常の転写機の場合 ↓
圧力を掛ける通常の転写機だと、上下からの圧力でパイルがつぶれる
熱転写時に、転写紙からガス発生。表面を昇華転写。奥まで浸透しない。パイルは熱と圧力で縮み、カパカパになる
真空転写機の場合 ↓
隙間が空いている。あまり圧力を掛けない。熱でガスが発生
真空で引くのでガスはパイルの奥まで浸透。パイルはふさふさのまま
バキューム式転写機なら、このようにしてパイルの奥まで染まります
Monti社 M-9010のようなバキュームタイプのプレス機を使うことでこのような転写ができます。起毛の奥まで転写され、ふさふさしたままで画像を転写できるメリットがあります。下記の、M-9010でバキュームプレスしている動画もぜひごらんください。
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ガラスインクを使用した、ゴルフボール名入れサンプル。(画像はクリックで拡大されます)
名入れアイテム、例えばゴルフボールに企業名や個人名、デザインなどの名入れ印刷をすることがあります。小ロットなら版を作らず作成したいですよね。そのような名入れ印刷をガラスインクで行ったサンプルです。(設置位置がずれたため右下、端の方はぼけてしまったそうです)
プリントヘッドから離れてゆくとインクが飛び散ってだんだん像がぼけて印刷されてしまうので、印刷部分の高低差は3mm高さぐらいまでにした方がいいと思います。そのぐらいまでなら、深さや凹凸に追随します。
追加コーティングなど、前処理は何もしていません。フラットベッドプリンタのトレイにそのまま置き、ガラスインクを使用し、印刷のみ行いました。UVインクのような後処理(紫外線照射)も要りません。
印刷後に、放置すれば自然乾燥します。暫く置けば、とりあえず使うには全く問題ないと思います。最終強度に達する状態-完全硬化には冬場などですと1週間ぐらい必要です。
粘着テープ45°剥離テストやひっかきテストにも合格のようです。
ガラスインクの耐候性は、今までのUVインク系や溶剤インク系の顔料インクと比較して、屋外耐候性がはるかに高く、インクジェットインクとしては最高レベルであるというデータが出ているそうです。
版などが必要ではなく、ガラスインク用フラットベッドプリンタに設置してすぐ印刷できるので、少量多品種や短納期の依頼に向いていそうですね。
関連(ガラスインク印刷システムの紹介): Heatset-G ガラスインク
3D転写機 を使い、マグカップでの回り込み転写テストを行ったサンプルです。(画像はクリックで拡大されます)
転写紙ではここまで回り込めません(4隅に切れ目を入れて対応させる「紙」のような転写紙ではここまで転写できません)。 3D転写フィルムを使い、必要な時間だけ加熱してから、真空にして転写しています。 ちなみに、フィルムではなく転写紙を使用する、アジアから流入する低価格な3D転写機を購入されるお客様が増えているようです。iPhoneなどスマートフォンへ3D転写する場合は転写紙の端に数か所切れ目を入れて折って転写するようです。そうしないと側面まで転写できないからです。
転写紙を使った低価格な3D転写機でスマホへの転写はある程度可能ですが、これらの3D転写機ですとマグカップへ全面転写する時のような、複雑な3次曲面へは全く対応できません。(なお、(株)サンリュウ でもこのタイプの超低価格な3D転写機を特価販売できるそうです。 → 問い合わせて みてください)
”3D転写紙”というものはありません。やりたいことができる機能があるかどうか、発注の前に充分な確認が必要と思います。低価格帯の3D転写機は3D転写フィルムを使わないので、加熱→真空処理を細かく制御する機能がなく、必要な時間だけ加熱して3Dフィルムを柔らかくしてから真空にするといったことは難しいようです。低価格な3D転写機を購入したものの、温度のばらつき、不平衡が大きい、使ったとたんにヒーターが切れ温度が一定に保てなくなってしまった、というお客様の声もあるそうです。
ここまで周りこんで転写できるのはすごいですね。テストにはプラスチックのマグカップを使用。もちろん昇華転写用コーティングされていれば陶磁器やステンレス、ガラス他の材質の物でも問題ありません。今回はイラストでのテストでしたが、例えば写真画像にしたらどんな使い方がありますかね。
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ペットの猫や犬、鳥などでは
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